代表銘柄

本サイトの最適ポートフォリオでは、各資産クラスごとに資産額が最も大きい銘柄を「代表銘柄」として選定し、その株価を用いて最適化計算を行っています。具体的な銘柄については、下記の表をご参照ください。

資産クラス代表銘柄概要説明
米国株SPY米国の上場銘柄全体(S&P500)に投資するETF
日本株1306日本の上場銘柄全体(TOPIX)に投資するETF
米国債AGG米国の投資適格債券全体に投資するETF
GLD金に投資するETF
日本不動産1343東証上場の不動産投資信託全銘柄に投資するETF
先進国VEA米国を除く全先進国に投資するETF
新興国VWO全新興国に投資するETF。
米国不動産VNQ米国の不動産関連銘柄全体に投資するETF
全世界株VT全世界の株式に投資するETF
※日本株と日本不動産については、投信総合検索ライブラリーのETF銘柄リストから純資産額が最も大きな銘柄を選択しています。その他の銘柄はETF ScreenerよりTotal Assetsが最大の銘柄を選択しています。
※銘柄コードは、日本株と日本不動産については東京証券取引所のコード、それ以外はニューヨーク証券取引所およびナスダックのコードです。
※ETFは、個別株と比べてリスクが低く、投資信託と比べてコストが抑えられることから、代表銘柄として選定しています。
※全世界株は米国株を60%程度含んでおり、最適化対象としては冗長であるものの比較対象として参考になるため入れています。

なお、上記の選択銘柄と資産額にほとんど差がない類似銘柄が複数存在します。総経費比率の低さ、NISAの対象か否か、利用する証券会社や銀行で取り扱われているかなどを考慮すると、上記の選定が必ずしも最適とは限らないことにご留意ください。

※資産クラスの選定理由

本サイトでは、株式、債券、不動産、商品の4つの資産クラスを対象としています。投資リスクを低減するためには、値動きの異なる資産クラスに分散して投資することが効果的とされています。この観点から、株式、債券、不動産、商品は代表的な資産クラスとして広く認識されています。

※株式の区分の選定理由

株式は、米国、米国を除く先進国、新興国、日本の4つに区分しています。日本株は為替リスクがない点が特徴です。米国は世界最大の市場であり、先進国は比較的リスクが低く、新興国は高い成長の可能性を有しています。これらの特性の違いにより、分散投資先として有効であると考えています。

※債券の区分の選定理由

債券については、時価総額が最も大きい米国に一本化しています。日本は現在、金利が極めて低く、投資対象としての魅力に乏しい状況です。また、米国債券だけでもリスクは十分に低いため、先進国を含む国際分散の必要性は限定的と考えています。

※不動産の区分の選定理由

日本と米国に絞っています。その他の国の不動産ETFは、関連情報の量と質が限定的であるため、投資判断が難しいと考えています。

※商品の区分の選定理由

金のみを対象としています。金は安定資産として広く認識されています。一方、原油や穀物、その他の貴金属といった商品は、一般投資家にとって普及している資産とは言い難い状況です。