きょうの日本株は、米半導体株安とエヌビディア決算前の警戒で上値の重さが意識される一方、押し目買いと業種選別が相場を支えた点が注目材料です。
AI・半導体株は決算前の様子見
最も注目されたのは、米半導体株安の波及です。SOXの下落とエヌビディア株の続落を受け、東京市場でも朝方はAI・半導体関連が売られ、日経平均の急落につながりました。引けにかけて指数は持ち直したものの、26日のエヌビディア決算を前に様子見姿勢は強く、AI・半導体株の重さは残っています。関連では、アドテスト、キオクシア、ディスコ、イビデンが注目される可能性があります。
押し目買いで相場は全面安を回避
朝方の大幅安の後は、米株価指数先物の堅調推移や国内長期金利の上昇一服を支えに押し目買いが入り、日経平均は3営業日ぶりに反発しました。重要なのは、相場が一律に戻ったというより、資金の向かう先が選別されていた点です。電線株や金融株、海運株に物色が向かい、フジクラ、古河電、住友電、三菱UFJ、東京海上、川崎汽などは関連銘柄として注目される可能性があります。
日米金融政策と円安が次の焦点
もう一つの軸は、日米の金融政策と債券市場への警戒です。国内では追加利上げ観測や財政悪化懸念を背景に債券売りが進んだとされ、米国でも債券や為替市場への介入策に懐疑的な見方が伝えられました。東京市場では円相場が1ドル=159円44~45銭と円安に振れており、日本株では金利と為替の組み合わせが今後の業種選別を左右しやすい状況です。個別企業名が示されていないため、このテーマでは輸出関連や為替敏感株として広く見ておくのが自然でしょう。
最後に一言
目先は、エヌビディア決算後にAI・半導体関連の重さが和らぐのか、それとも金利や為替を手がかりに業種ごとの選別が続くのかが焦点です。指数の戻りだけでなく、どのテーマに資金が向かっているかを見極めたい局面です。
参考ニュース
- 東証前引け 日経平均は小反発 押し目買い、900円安から切り返す — Nikkei
- 東証大引け 日経平均は3日ぶり反発 押し目買い、売買代金は4カ月ぶり低水準 — Nikkei
- 米エヌビディア株が7日続落 決算直前で神経質も年初比11%超高を維持 — Quick
- 日経平均株価、3日ぶり反発 終値は328円高の6万5856円 — Nikkei
- 日経平均終値、328円高の6万5856円…3営業日ぶり上昇 — Yomiuri
- 東証14時 日経平均は引き続き高い パキスタンとイランの協議「大きな進展」と伝わる — Nikkei
- 9月のマーケットイベント、日米の金融政策に注目 — Quick
- Stanley Druckenmiller leads doubters who think Bessent’s bond ploys will fail — CNBC
- 東京円、29銭円安の1ドル=159円44~45銭 — Yomiuri
※本記事は公開情報をもとに作成した情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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