原油・金利高で反落、AI半導体には選別買い

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原油高と米長期金利の上昇、急騰後の利益確定売りが日本株を押し下げる一方、AI・半導体や電線株には選別的な買いが入りました。物価上振れを受けた円高も重要な焦点です。

原油高・金利高と利益確定売りで日本株反落

米国・イラン対立の長期化懸念からWTI原油先物が1バレル93ドル台で推移し、米10年国債利回りも一時5.34%まで上昇しました。直前2日間で日経平均が3400円あまり上昇した反動もあり、日経平均は647円26銭安の6万8309円46銭、TOPIXは0.99%安となりました。幅広く利益確定売りが広がるなか、ソフトバンクグループ、日産自動車、クラサスケミカルの値動きが市場の弱さを映しました。

AI・半導体と電線株への選別物色

米マイクロン・テクノロジーの好決算と光ファイバー需要の拡大期待を背景に、全面安に近い市場でも一部の関連株は堅調でした。アドバンテストは上場来高値を更新し、フジクラ、イビデン、レゾナック・ホールディングスも注目される可能性があります。一方、関連株でも下落がみられ、テーマ全体ではなく個別材料を見極める選別色が強まっています。

東京都区部物価の上振れで日銀利上げ観測と円高

9月の東京都区部消費者物価指数は前年同月比2.7%上昇し、市場予想を上回りました。日銀による早期利上げ観測から円買いが優勢となり、円相場は午後5時時点で1ドル=157円57~59銭と、前日比80銭の円高でした。金融政策正常化への警戒と円高の進行は、輸出関連や為替敏感株を含む市場全体の上値を抑える要因として意識されます。

最後に一言

明日以降は、中東情勢を背景とする原油価格、米長期金利、円相場の動きが焦点です。AI・半導体関連では、相場全体の方向だけでなく、需要期待や個別材料による選別の強まりにも注意が必要です。

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※本記事は公開情報をもとに作成した情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。


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